■ できるだけ痛くない…
当院では、「痛くない歯科治療」のために麻酔を使用した治療を行っております。
麻酔は細い注射針を使用。麻酔を患者様の体温に近い温度にして、痛みを軽減するようにしております。

■ できるだけ歯を抜かない…
かなり進行した虫歯でも、簡単に抜いたり削ったりはしません。
痛みも少なく短時間に治療が終わる「3Mix法」や「3DS法」などもおこなっております。

― 虫歯について ―
どうして虫歯になるのでしょう?

歯の表面についたプラークは、細菌の固まりです。細菌(ラクトバシラス菌やミュータンス菌)は、飲食物から炭水化物や砂糖などを、内部に取り込みます。これらを分解して酸を排泄し、この酸によって歯が溶かされることを脱灰といいます。

通常、唾液には細菌が排泄した酸を中和する緩衝能や、細菌を洗い流す抗菌作用、また脱灰された歯を修復する再石灰化作用があります。

お口の中では、飲食のたびごとに脱灰と再石灰化が繰り返されていますが、脱灰と再石灰化のバランスが崩れてしまうと、虫歯になってしまいます。
■ ケース1

歯と歯の間からの虫歯を金属で治療した場合…(神経の保護有)
術前
虫歯除去中
除去後
神経の保護
術後

■ ケース2

光重合型CRで治療
術前
術後

二次カリエス(一度治した虫歯がまた虫歯になる事)
6歳臼歯術前
6歳臼歯術後
12歳臼歯術前
12歳臼歯術後
※シーラント部から虫歯になった例です。

■ いろいろな虫歯


■ 神経の治療

虫歯が大きく、神経が炎症を起こしてしまっていたり、根の先に膿が溜まってしまった場合などでも、可能な限り痛みを取り除き歯を保存していきます。
必要に応じて3Mix法も使用します。

抜髄(ばつずい)
術前
術後

感染根管治療(根尖病巣有)
術前
術後

■ 入れ歯

入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があり、それぞれフルデンチャーとパーシャルデンチャーと言います。また、入れ歯は欠損部分の人工歯と土台となる床があり、床や人工歯、部分入れ歯の場合は、クラスプ(歯にかけるバネ)の材質により、様々な種類があります。
■ゴールド床ゴールドは腐食による変色が起こらず、精密な加工を行いやすい金属です。
お口の中で明るく美しいだけではなく、身体に優しい素材です。
■コバルト床金属床義歯としてコバルトクロム素材は最も歴史のある素材です。
熱を伝えやすく清潔で美しい状態で、永く快適にご使用いただけます。
■チタン床近年話題の最先端金属です。腐食せず、軽く、アレルギー反応を起こしにくい、身体に優しいチタンを使用します。
イオンプレート仕立てで金色に加工、清潔で美しい状態を永く保つことができます。
■レジン床プラスチック製の保険適応の義歯です。
厚みがあるので、食べ物の味はわかりづらい反面、修理はし易いのが特徴です。
■バルプラストノンクラスプデンチャー「バルプラスト」は、従来の義歯に使われていた金属のクラスプが無く、床と同素材で維持装置を作ったものです。
メタルフリーのため金属アレルギーの心配も無く、義歯であることが分からないほど審美性に優れています。